TOEIC基礎知識

【全スコアレベル共通】パート2の解き方を徹底解説!

質問・選択肢ともに短いパート2。

「集中して聞く → 問題を解く → 頭をリセットする」を速いペースで25問続けていくため、途中で集中力がきれて諦めモードになってしまいがち。

速いテンポで進むのは、パート3・4とは異なり、1つの質問の音声につき問題が1つしかないためです。
1問ずつ頭を切り替えることさえできれば、パート3・4のように、聞き取れずに3問一気に落としてしまうことはありません。

そのメリットを活かすためにも、1問のミスに引きずられずに、正解できる問題で確実にスコアを稼いでいきましょう!

それでは、しっかり学習して得点源にしていけるように解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

パート2概要

パート2はリスニング応答問題です。

流れてくる質問に対して、3つの選択肢の中から最も適切な応答を選びます。

それでは、問題用紙のサンプルを見てみましょう。

パート2の問題用紙

ご覧のとおり、問題用紙には質問・応答ともに印刷されていません。

音声が流れてくる前に事前に確認しておくべきことはなく、音声だけを頼りに問題を解いていきます。

他のリスニングセクションとは違い、純粋なリスニング力を問われているのが特徴です。

解答の流れ

全体の流れ

まず最初にパート2の解き方の全体の流れを確認しておきましょう。

全体像が把握できたでしょうか?
今度は1ステップずつ解き方を説明していきます。

Directionsですること

パート1の最後の問題(Q6)が終わると、「Go on to the next page.」という案内が流れます。

その音声を聞いたら、パート1の出来に関わらずパート2に気持ちを切り替えます。

重要なのでもう一度。

パート1の出来に関わらず気持ちを切り替えます。
「しくじったな」と思ってもです。

気持ちの準備ができたら、パート2のスタート。
まずはDirections(説明)が約20秒流れます。

音声

Go on to the next page.

PART 2
Directions:You will hear a question or statement and three responses spoken in English. They will not be printed in your test book and will be spoken only one time. Select the best response to the question or statement and mark the letter (A), (B), or (C) on your answer sheet.

Now let us begin with question number 7.


出典元:TOEIC公式サイト

問題用紙には音声と同じ内容の説明が印字されています。
ここはいつも同じ内容なので、見る必要はありません。

問題用紙

視覚情報のないパート2では、Directions(説明)の間にやるべきことは2通りに分かれます。

  1. 休憩する
    スタートからずっと緊張状態が続いているはずです。ここで少しの時間でも目を閉じて深呼吸をすることで気持ちを落ち着けます。
    パート2以降は、試験終了まで休みなく頭をフル回転させていかなければいけません。特に120分英語を浴び続けることに慣れていない初心者にとっては、この20秒間の休みがプラスに働きます。
  2. 図表問題に目を通す
    この時間を使って、パート3と4の図表問題に先に目を通しておくこともできます。ただし、実際にその問題を解くまでに時間があくので、あくまでも余裕があるならにしておきましょう。

どちらの方法が合っているかは人によって異なります。

何もしていないと不安だからと安易に②の方法をとると、かえって頭が混乱してしまい、直後に解くパート2に集中できなくなってしまいます。

本番前に②の方法を試してみて、あまり効果が感じられなければ、無理はせずに脳を休ませるために時間を使うようにしましょう。

解答時にすること

Now let us begin with question number 7.」を聞いたら、最初の問題(Q7)の冒頭から聞き逃すことがないように、音声に集中しましょう。

音声

Now let us begin with question number 7.

7. Where’s the new fax machine?

(A) Next to the water fountain.
(B) I’ll send a fax tomorrow.
(C) By Wednesday.

出典元:TOEIC公式サイト

3つ目の選択肢(C)が流れた後に、約5秒の解答時間があります。その時間内に必ずマークし終えるようにしてください。

粘りすぎて、次の質問の冒頭を聞き逃すことがないように気を付けましょう。
パート2では時には「諦めること」も大切!

ペースを守って、Q31まで解き終えましょう。

問題の特徴

パート2には大きく分けて7つのタイプの質問があります。

  1. WH 疑問文
  2. Yes/No 疑問文
  3. 提案・勧誘/依頼/許可/申し出
  4. 付加疑問文
  5. 否定疑問文
  6. 選択疑問文
  7. 平叙文

特定のパターンが苦手でいつも間違えてしまうという方も少なくありません。

どんな質問のパターンがあるのかを理解した上で、自分が苦手なものがないかを確認し事前に対策しておきましょう!

では、それぞれの質問タイプの特徴を1つずつ掘り下げていきます。

1. WH 疑問文

WH 疑問文とは、Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)などの疑問詞を使った質問文です。

例えば以下のような問題。

Where can I find new envelopes?

(A) I can’t believe it.
(B) They’re in the top drawer.
(C) I should renew them.

新しい封筒はどこにありますか?

(A) 信じられません。
(B) 一番上の引き出しの中にあります。
(C) それらを更新しなくてはいけません。

「新しい封筒はどこにありますか?」という質問に対して、(B)の「一番上の引き出しの中にあります。」が正解。

ご覧の通り、文頭の疑問詞 Where を聞き取ることができれば、場所を答えている(B)を選ぶことができます。

よく知られている5W1Hの他にも、知っておくべき疑問詞を以下にまとめました。

それぞれ聞いた瞬間に、「何が問われているのか」が分かるようにしておきましょう。

WH疑問文では、Yes/Noで始まる選択肢は不正解!

2. Yes/No 疑問文

Yes/No 疑問文とは、Is、Are、Do、Does、Have、Has などで始まり、Yes/Noで答えられるタイプの質問をさします。

ところが、実際には正解の選択肢でもYes/Noで始まるとは限りません。

なぜ、Yes/Noが含まれない選択肢が正解になることがあるのか、考えやすくするために日本語で例をみてみましょう。

「営業の佐々木さんを知っていますか?」という質問に対して、どんな返答がくる可能性があるでしょうか。

ストレートにYes/Noで答えるとすれば、

「はい、知っています。」
「いいえ、知りません。」

となりますよね。

ですが、実際の会話では

「もちろん!こないだ一緒に飲みましたよ!」
「あの身長が高くて眼鏡をかけてる人?」
「部署が違うから知らないな。」

のように、はい、いいえ以外で始まる返答も十分あり得ます。

TOEICでは実際の会話を切り取ったような自然なやり取りが扱われますので、Yes/Noで始まらない正解パターンもあるということです!

消去法では答えを選ぶことができないので、内容をしっかり理解して選択肢を選べるようにしていきましょう。

それでは、Yes/No 疑問文の例も紹介していきます。

Do you have my business card?

(A) No, could you give it to me?
(B) I’ll send a postcard.
(C) He may be busy.

私の名刺を持っていますか?

(A) いいえ、それをもらえますか?
(B) ポストカードを送ります。
(C) 彼は忙しいようです。

「私の名刺を持っていますか?」という質問に対して、今回は「いいえ、それをもらえますか?」とストレートにNoを含めて答えている(A)が正解でした。

例題で使われている”Do”の他にも、Yes/No 疑問文にはどんなモノがあるのか下の表でご紹介します。

Yes/No 疑問文を攻略するうえで重要なのは、その後に続く動詞と目的語を聞き取ること

以下の例で考えてみましょう。

Do you have a copy of the sales report for this month?
(今月の営業報告書のコピーを持っていますか?)

動詞 have(持っている)と目的語 copy(コピー)が聞き取れれば、「(何かの)コピーを持っているか」という質問だということを推測でき、答えを絞り込めます。

Yes/No 疑問文はすぐ後に重要な情報がくるよ!という合図なので、待ち構えてきくようにしましょう。

3. 提案・勧誘/依頼/許可/申し出

WH 疑問文かYes/No 疑問文の形をとっていますが、質問ではなく、相手に提案・依頼をしたり、許可を求める文です。

例をみていきましょう。

Can you email me the budget proposal?

(A) I’ll do it right now.
(B) The conference room.
(C) I’m leaving in fifteen minutes.

予算案をメールしてくれますか?

(A) 今すぐ送ります。
(B) 会議室です。
(C) 私は15分後に出発します。

「予算案をメールしてくれますか?」という相手へ依頼する質問文に対して、(A)の「今すぐ送ります。」が正解でした。

Can you ~?の他にも、どんな表現が出題されるのか紹介していきます。

提案・勧誘
Why don’t you ~?
~してはどうですか?

Why not ~?
~してはどうですか?

What do you say to ~?
~しませんか?

How about ~?
~するのはいかがでしょうか?

What about ~?
~はどうですか?

Let’s ~.
~しましょう。

Shall we ~?
~しませんか。

依頼
Can/Could/Will/Would you ~?
~してくれますか?

許可
Can/May I ~?
~してもいいですか?

Would you mind if /Do you mind if ~?
~してもいいですか?

申し出
Shall I ~?
~しましょうか?

Do you want me to ~?
~しましょうか?

Would you like me to ~?
~しましょうか?

Let me ~.
~させてください。

4. 付加疑問文

付加疑問文は「〜ですよね?」「〜ではないですよね?」というように、相手に確認をしたり、同意を求める文です。

例えばこんな文。

You know Ms. Robbins from the accounting department, don’t you?

(A) I know a good place near hear.
(B) I’m afraid not.
(C) No, it’s my first time.

経理部のRobbinsさんをご存じですよね?

(A) 近くのいい場所を知っています。
(B) 恐れ入りますが、存じあげません。
(C) いいえ、初めてです。

「経理部のRobbinsさんをご存じですよね?」という投げかけに、「恐れ入りますが、存じあげません。」と答えている(B)がふさわしい応答でした。

付加疑問文の作り方は、とっても簡単。
どんな文構造になっているのかを確認しておきましょう。

be動詞の付加疑問文
[肯定文] + [be動詞の否定形] + [主語を示す代名詞] ?
[否定文] + [be動詞] + [主語を示す代名詞] ?

【例】
Her speech was impressive, wasn’t it?
(彼女のスピーチは素晴らしかったですよね?)
You weren’t at your desk this morning, were you?
(今朝、あなたはデスクにいませんでしたよね?)

一般動詞の付加疑問文
[肯定文] + don’t/doesn’t/didn’t + [主語を示す代名詞] ?
[否定文] + do/does/did + [主語を示す代名詞] ?

【例】
Greg knows where the factory is, doesn’t he?
(彼は工場の場所を知っていますよね?)
You didn’t attend the conference, did you?
(会議に出ていませんでしたよね?)

助動詞を含む付加疑問文
[肯定文] + [助動詞の否定形]+ [主語を示す代名詞] ?
[否定文] + [助動詞]+ [主語を示す代名詞] ?

【例】
Mr. Hamilton can’t drive a car, can he?
(ハミルトンさんは車を運転できませんよね?)
You haven’t finished the report, have you?
(レポートは完了していませんよね?)

5. 否定疑問文

否定疑問文とは、Can’t you…? や、Isn’t it…? のように、否定形からはじまる疑問文のコト。

当然そうだろうと思っていたのに「まさか、違うの!?」というような驚きの気持ちを表現したり、相手に確認するために用いられます。

Aren’t you supposed to lead the seminar tomorrow?

(A) Yes, I should start preparing.
(B) I’m from New York City.
(C) About the upcoming event.

明日セミナーを主導することになっていませんでしたか?

(A) はい、準備を始めなければいけません。
(B) 私はニューヨーク出身です。
(C) 近づいているイベントについてです。

「明日セミナーを主導することになっていませんでしたか?」という確認の投げかけに対して、ストレートにYesから答えている(A)の「はい、準備を始めなければいけません。」が正解でした。

6. 選択疑問文

続いては選択疑問文。”or”を使って「Aですか、それともBですか」と、2つの選択肢を相手に提示して選択してもらう文です。

例を見てみましょう。

Would you prefer to promote Mr. Smith or hire someone new?

(A) Yes, it’s for you.
(B) I need a new mouse.
(C) Let’s promote Mr. Smith.

スミスさんを昇進させるのと新しい人を雇うのとどちらがよろしいでしょうか?

(A) はい、それはあなたにです。
(B) 私は新しいマウスが必要です。
(C) スミスさんを昇進させましょう。

スミスさんを昇進させるか、新しい人を雇うのかの2つの選択肢を提示している文に対して、「スミスさんを昇進させましょう。」と1つを選んでいる(C)が正解。

質問のパターン

“or”の前後には、1語、句(2語以上のカタマリ)、節(S+Vを持つ文の形)がくることがあります。

  1. 1語
    Are you going on a business trip on Wednesday or Thursday?
    (出張に行くのは水曜日ですか、木曜日ですか?)
  2. 句(2語以上のカタマリ)
    Should I send this parcel by regular mail or by express mail?
    (この小包は普通便で送るべきですか、それとも速達で送るべきですか?)
  3. 節(S+Vを持つ文の形)
    Do you want me to mail this, or will you go to the post office yourself?
    (これを私に郵送してほしいですか、それとも自分で郵便局にいきますか?)

この中で特に難しいのが節を使った選択疑問文。
文が比較的長いので後半だけ記憶に残ってしまいがち。そのため、選択疑問文としてではなく、後半の文にのみ応答する選択肢を選んでしまうことがあります。

パート2は文全体が重要な情報!
パート3・4のように、設問とは直接関係ない情報は含まれないので、最初から最後まで集中して聞くようにしましょう。

応答のパターン

選択疑問に対する答え方はさまざま。
応答のパターンも確認しておきましょう。

  1. 1つを選ぶ


    I’d like to~.
    ~したいです。
    I’d better~.
    ~のほうがいいです。
    I’d rather~.
    どちらかといえば~したいです。
    I prefer~.
    ~のほうが好きです。
    I feel like ~.
    ~の気分です。
    I wouldn’t mind ~.
    ~してもかまいません。
    ~ would be good [nice, better, more comfortable, more convenient, faster, closer].
    (~が良いです [良いです、より良いです、より心地良いです、より都合がよいです、早いです、近いです])

  2. 両方イイネ!

    Either is fine.
    どちらもいいですね。
    Could I have both?
    どちらもいただけますか。
    I’m okay with either.
    わたしはどちらでも大丈夫です。

  3. 両方イヤ!

    Neither.
    どちらも嫌です。
    I don’t like either.
    どちらも好きではありません。

  4. 分からない / なんでもいい

    ~should know.
    ~が知っているはずです。
    I’ll have to check.
    確認します。
    Let me check (my schedule).
    (スケジュールを)確認させてください。
    I haven’t decided yet.
    まだ決めていません。
    That depends.
    場合によります。
    Whichever (you want).
    どちらでも。
    It doesn’t matter (to me).
    どちらでも構いません。
    I don’t have a preference.
    特に好みはありません。

  5. 質問返し

    Which is better?
    どちらが良いでしょうか?
    Where can I reach you more easily?
    どちらのほうが都合がいいですか?

7. 平叙文

話し手の感想や意見、事実などを「ひとり言」のように述べる文です。
文末はクエスチョンマーク(?)ではなく、ピリオド(.)で終わるのが特徴です。

例えば下記のような文。

I think we need more staff for this project.

(A) It’s not mine.
(B) There’s no room for him.
(C) I can ask Mr.Jordan for help.

このプロジェクトにもっとスタッフが必要だと思います。

(A) それは私のものではありません。
(B) 彼のためのスペースはありません。
(C) ジョーダンさんに手伝ってもらいます。

「このプロジェクトにもっとスタッフが必要だと思います。」という意見に対して、具体的な解決策を述べている(C)が正解。

応答パターンに決まりはないので、より高いレベルの聞き取る力が求められる難易度の高い質問タイプです。

攻略ポイント

質問タイプの特徴をつかんだところで、パート2の正解率をあげるためのポイントを確認していきましょう!

文頭の疑問詞を聞き取る

パート2では、25問中10問前後がWH 疑問文です。
そのため、WH 疑問文で確実に正解数を稼いでいくことがスコアアップにつながります。

WH疑問文を攻略するうえで重要なのは文頭の疑問詞を聞き取ること!

例えば、こんな問題が出題されたとします。

When will the conference be held?

(A) In Conference Room A.
(B) At two thirty, I think.
(C) It’s sunny today.

会議はいつ開かれますか?

(A) A会議室です。
(B) 2時30分だと思います。
(C) 今日は晴れです。

When(いつ)と聞かれているので、時間を答えている(B)が正解です。

ところが、When(いつ) を間違えてWhere(どこ) と聞き取ってしまうと、(A)を選んでしまい不正解。

疑問詞を聞き逃したり、聞き間違えてしまったりすると、せっかくその後の選択肢が聞き取れても意味がなくなってしまいます。

正解の選択肢を選ぶためには、まずは正しく設問を聞き取るということが欠かせません。

問題が始まったら、最初の1語から聞き逃すことがないように集中して音声を聞くようにしましょう。

疑問詞を脳内リピートする

聞き取れたはずの疑問詞を忘れてしまった経験はありませんか?

TOEICはメモをとることができません。

なので、聞き取るだけではなく、さらに聞き取った情報を記憶しておかなければいけないのが難しいところ。

疑問詞を聞き取れたとしても、(C)の音声が流れ終わるまでの間、覚えておく必要があります。

ところが、選択肢を聞いているうちに、疑問詞が何だったのかが、だんだん自信がなくなってきてしまうんです。

全ての選択肢を正解の可能性があるものとして聞いていくので、ちょっと自信がないと、そもそも設問を聞き間違えてしまっているのではないかと思い始めてしまいます。

そこで、せっかく聞き取れた疑問詞を忘れないようにするための方法が、
疑問詞の脳内リピートです。

脳内リピートのやり方はこんな感じ。

ナレーターの(A)、(B)、(C)の声に合わせて、頭の中で聞き取った疑問詞を毎回リピートします。

とても単純ですが、これを行うだけでも疑問詞を忘れてしまうということは防げます。

トラップに引っかからない

パート2には、聞き取りに自信のない初~中級者を狙ったトラップがたくさんあります。ほとんどの場合、設問と同じ単語・似た発音の単語が含まれる選択肢は不正解です。

  1. 同じ単語
    Who is in charge of the accounting department?

    (A) Mr. Wang.

    (B) It’s not for sale.
    (C) I’ll charge it to my credit card.

    経理部の責任者は誰ですか?

    (A) Wangさんです。

    (B) それは売り物ではありません。
    (C) クレジットカードで支払います。
    メモ
    質問に使われている”charge”という単語が含まれている(C)は不正解。

  2. 似た発音の単語
    Do you know who the next guest speaker will be?(A) It’s tonight.
    (B) I guess she was.
    (C) Sorry, you should ask someone else.

    次のゲストスピーカーが誰か知っていますか?(A) 今夜です。
    (B) 彼女だったと思います。
    (C) すみません、誰かほかの人に聞いてください。

    メモ
    質問の”guest”と似た音をもつ”guess”が含まれる(B)は不正解。

 

ただし、選択疑問文はこのルールが当てはまりません。

Q. Would you like coffee or tea?
(コーヒーか紅茶はいかがですか?)

A. Coffee,please.
(コーヒーをお願いします。)

このように、選択肢の1つを選ぶ時には同じ単語が繰り返されることがあるので注意しましょう。

まとめ

ここ最近、難易度が上がってきているパート2。

以前は安定して正解できていた方でも、そう簡単には正解できないようになってきました。

ただし、短いので難しい構造の文が出題されることはありませんし、受験した回によっての難易度のバラつきを避けるために問題はパターン化しています。

リスニングセクションの中では対策しやすいパートですので、まずは問題の特徴を覚えるところから始めてスコアアップを目指しましょう!