大丈夫!思い出せないんじゃなくて、ただ単に覚えていないだけだから心配しないで。
単語帳でたくさん学習したはずのに、長文ではなぜか思い出せないというのは多くの方が経験することかもしれません。
せっかく時間をかけて覚えたはずなのに思い出せないと、やる気もなくなってしまいますよね。
この記事では、単語が覚えられない原因と対策を解説していきます!
単語学習の重要性
意義は分からないけど、とりあえずやっているっということですね!
素直な性格でうらやましいです。
まずは、下の日本語の文を読んでみてください。
わたしは〇〇が好きです。
夜遅くまで勉強する時には特に欠かせないものです。
〇〇に何を入れて読みましたか?
コーヒー?カップラーメン?それとも音楽?
〇〇に入る言葉によって、文全体の意味は全く違うものになってしまいます。
文章の中に分からない単語があるということは、第二言語を読みながら「お題当てクイズ」にも挑戦しているようなもの。
意味の分からない単語を補うために、周りの言葉からヒントを得て推測した意味をあてはめながら読んでいくことになります。
これがキケン!
推測した単語の意味に合わせて勝手にストーリーを作り上げてしまいかねないからです。自分に都合よく解釈しながら読み進めて、最後まで読んでも正しく内容を把握できないまま終わってしまうということにも…。
知らない単語が多ければ多いほど、文意を正しく理解できない可能性は高くなります。
だから単語の学習はTOEICにおいてとっても重要なんです。
単語を覚えるとは
単語学習の重要性が理解できたところで、本題に移っていきましょう。
単語を覚えたかどうかの判断基準は簡単。
「1秒以内に意味を答えられるかどうか」です。
英単語を見た時に少しでも意味がでてくるまでに悩む時間があるのであれば、単語を覚えたとは言えません。
それは、単語帳上で覚えたというだけの話。
1秒以内で意味がなぜ重要なのでしょうか。
リスニングでは意味を思い出すまで一時停止というわけにはいきません。ちょっと考えている間に音声はあなたを置いてどんどん進んでいきます。
1つの単語を思い出すのに時間がかかったために、大事な情報を聞き逃して答えられない質問がでてきます。
また、リーディングではいかに速く英文を読めるかが重要です。単語を思い出すのにいちいち時間がかかれば、文書を読むのが遅くなり、TOEICの問題を最後まで解き終えられなくなります。
ですから、単語を学習するのであれば、必ず1秒以内に答えられるようになるまで繰り返し覚えるようにしましょう。
もし、そのレベルに達する前に単語の学習を辞めてしまうなら、それまでに単語を覚えるのに費やした時間が10時間だろうが50時間だろうが無駄な時間なってしまいます。
まとめ
単語を覚えたかどうかは、1秒以内に答えられるかどうかで判断!
それができていないのに、「せっかく覚えたのに思い出せない!単語の学習してもどうせ忘れてしまうなら意味がないんじゃないか。」と嘆いているなら、それは勘違いです。
すぐ忘れてしまうのではなく、記憶できるまえに学習をやめてしまっているということです。覚えていないものは、当然思い出すこともできません。
記憶に定着させるために、1秒以内に答えられるようになるまで反復学習を行いましょう!