TOEICの単語集として有名すぎる「金のフレーズ」。
「金フレ」としてTOEIC学習者に親しまれている単語集です。
現在は、姉妹本として「銀のフレーズ」も発売されており、どっちが良いのだろうと迷っている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、それぞれの本の特徴と選び方をご紹介します。
金フレ VS 銀フレ
概要を比較しよう!
書籍名 | 銀のフレーズ | 金のフレーズ |
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表紙 | ||
発売日 | 2018/2/20 | 2017/1/6 |
ページ数 | 280ページ | 288ページ |
著者 | TEX加藤 | TEX加藤 |
見出し語数 | 1000語 | 1000語 |
付録 | ▶ 設問に出る単語・表現 ▶パート1重要語50 ▶注意すべき日常単語 ▶前置詞・接続詞・接続副詞 ▶部署・職業・専攻名 ▶定型表現100 ▶TOEICスコアが上がる人の25箇条 ▶TOEIC600点お薦め対策書 | ▶パート1重要語100 ▶部署・職業名 ▶前置詞・接続詞・接続副詞 ▶多義語 ▶定型表現 ▶TOEICに出る注意すべき日常単語 ▶「TEXファイル」につきまして |
対象者 | TOEIC300~500点台の方 | TOEIC500点以上の方 |
レイアウトは違うの?
基本的には同じレイアウトです。
左ページに掲載されている「見出し語」を含むTOEICフレーズを見て、右ページの「見出し語」の意味が答えられるように学習していきます。
金のフレーズ
銀のフレーズ
掲載単語は違うの? どれくらいかぶってる?
「金のフレーズ」と「銀のフレーズ」は見出し語1000語のうち558語が同じものです。
なんと半分以上もかぶっているんです!
「金のフレーズ」に収録されている「銀のフレーズ」と重複している単語のほとんどが600点レベルとして掲載されています。
「銀のフレーズ」は「金のフレーズ」内の比較的易しめの単語(600点レベル中心)に加えて、さらに初心者向けにbegin、work、companyなど、基礎単語もカバーしているのが特徴です。
選び方
では、どちらを選べばよいのでしょうか?
ランキング順位が高いから金フレ?
出版日がより新しいから銀フレ?
どちらも間違い!
選ぶ基準は、現在の英語力です。
「金のフレーズ」と「銀のフレーズ」では対象者が異なります。
金のフレーズ:TOEIC500点以上の方
銀のフレーズ:TOEIC300~500点台の方
「金のフレーズ」はTOEIC500点以上の方に向けて、600~990点レベルの幅広い単語を掲載しています。
それに対して、「銀のフレーズ」はTOEIC600点取得を目標としている方に向けて、金フレの中からより重要度が高い単語と金フレ未掲載されていない基礎英単語を掲載しています。
自分により適した単語集を選ぶために、現在の英語力を基準にしましょう!
TOEICを1年以内に受験したことがある方は、そのスコアを参考にしてください。
未受験又は1年以上受験していない方は、出版元が提供している「基礎単語 200 Words」を活用して、語彙力をチェックしましょう。
掲載されている単語の大半が分かるのであれば「金のフレーズ」。
半分以上分からなければ「銀のフレーズ」を使うのがおすすめです。
まとめ
単語集は目標スコアではなく、現在の英語力で選ぶようにしましょう!
難しすぎても、簡単すぎても学習効率が下がってしまいます。
現在の語彙力を把握して、「金のフレーズ」「銀のフレーズ」で、より自分にあったものを選んでくださいね。